NETIS登録をする際に申請技術に求められる要件がいくつかあります。申請手続きを開始する前にこのような条件を満たしているかどうかを確認されることをお勧めいたします。
なお、NETIS登録の要件については動画でも解説しております。
1.公共事業で活用が期待できる技術であること
NETISは国交省が運用している公共事業に関わる技術のデータベースです。国交省は公共工事で民間の有用かつ新しい技術を活用したいと考えており、そのような技術を関係者が参照できるシステムとしてNETISを運用しています。
従って、NETISに掲載できる技術は公共工事で活用が期待できる技術のみです。民間工事でしか活用できない技術については登録することができません。
2.技術が成立していること
上述のように、国交省は公共工事で活用できる技術を登録したいと考えているので、技術が「活用できる」状態、すなわち成立していることが求められます。
まだ開発段階にある技術など、成立していない技術は登録することができません。
3.新しい技術であること
NETISは「新技術」のデータベースであるため、技術の新規性も重要です。例えば、標準的な技術としてよく用いられている技術などは登録することができませんので、注意が必要です。
この観点から、一度NETISに登録した技術で掲載期間が切れてしまったものについて、再度登録することは原則できません。ただし、技術改良がなされた場合には別の技術としてNETISにもう一度挑戦することができます。
再登録について詳しく知りたい方は以下のブログをご参照ください。